花粉付きにくいティッシュケース…返礼品に採用

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花粉の付着を軽減するティッシュボックスケース(八尾市で)
花粉の付着を軽減するティッシュボックスケース(八尾市で)
社長の高田さん
社長の高田さん

 ティッシュペーパーに付く花粉を減らし、手にする人の花粉症の症状を和らげたいと、大阪府八尾市の町工場が、ティッシュボックスを入れるケースを作って好評だ。紙の露出を抑えたつくりで、デザインや入れ替えやすさにもこだわった。ものづくりのまちで存在感を示し、市のふるさと納税の返礼品に採用されている。(門脇統悟)

 手がけたのは2006年創業のプラスチック金型設計・製造会社「テクノグローバル」。高い技術の一方、商品のデザインや販路の拡大が課題だった。

 社長の高田弘之さん(58)は、中小企業を支援する市の事業に応募。紹介を受けた「ハーズ実験デザイン研究所」(豊中市)とタッグを組み、15年から初の自社製品としてボックスケースを作ることにした。

 今回のデザインは板金会社が16年に試作していたが、鉄製で重さ約1キロと、使い勝手に難があった。そこでプラスチックで作り、300グラムで商品化に成功した。

 苦心したのは花粉が入る隙間ができないよう、各面のプラスチックを成形する作業。約1年半かけて開発し、17年に発売した。「こんな商品が欲しかった」「インテリアとしてもおしゃれ」と評価され、3か月後には市もユニークな地場産品として、ふるさと納税の返礼品に選んだ。

 縦14・2センチ、横26・5センチ、高さ8・6センチで4500円(税抜き)。蓋を指で持ち上げてティッシュを取り出す作りで、曲線を多用している。壁に取り付けることも可能で、発売1年9か月で約2400個を売り上げたという。高田さんは「小さくてもキラリと光り、人の役に立つ商品の開発に、これからも挑戦したい」と話している。

 問い合わせは、テクノグローバル(072・993・7935)。

439267 1 経済 2019/02/11 20:01:00 2019/02/11 20:01:00 2019/02/11 20:01:00 花粉の付着を軽減するティッシュボックス(八尾市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190211-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail

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