中古スマホ品質に指針…業界団体、5段階格付け

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 中古スマートフォンの販売店などで作る業界団体は8日、中古端末の品質評価に関する指針を発表した。傷や破損の状態を5段階で格付けするなど、業界統一の評価基準を作る。中古品の品質に対する消費者の不安を払拭ふっしょくし、購入しやすくする狙いがある。

 指針を作ったのは、ゲオやブックオフコーポレーションなどの中古スマホの買い取り・販売企業や修理業者などで作る「リユースモバイル関連ガイドライン検討会」。総務省の有識者会議が2018年春にまとめた報告書の提言を受け、協議を進めてきた。

 指針では、傷や破損などの外装の状態を「S、A、B、C、J」の5段階で格付けする。未使用で新品同様の状態は「S」、目立つ傷がないものは「A」、細かな傷があるものは「B」、目立つ傷があるものは「C」とする。激しい損傷や破損がある状態は、最下位の「J」とする。

 前の利用者情報の消去方法などについても詳細を定め、確実に消去ができない場合は流通させない。充電やカメラ、スピーカーなどの機能も、実際に端末を操作して確認する。こうした評価結果を、販売時に表示する。

 これまでは各企業が独自のマニュアルで端末の品質評価を行い、買い取り・販売を行ってきた。統一基準を作ることで端末の状態を分かりやすくし、国内市場の1割未満とされる中古スマホ販売の活性化を目指す。

 19年10月頃には、売買事業者の認定制度を始める予定で、今後認定方法などについても検討するという。

 携帯電話を巡っては、政府が電気通信事業法の改正案を今月5日に閣議決定したことを受け、今後はスマホ端末の割引が難しくなり、販売価格が高くなる可能性がある。総務省や業界団体は、新品に比べて割安な中古スマホの流通を促進したい考えだ。

479046 1 経済 2019/03/09 05:00:00 2019/03/09 05:00:00 2019/03/09 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190308-OYT1I50067-T.jpg?type=thumbnail

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