米中協議 「順調」を強調…中国人民銀総裁「人民元を議論」

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記者会見する易綱・中国人民銀行総裁(10日、北京で)=安川純撮影
記者会見する易綱・中国人民銀行総裁(10日、北京で)=安川純撮影

 【北京=鎌田秀男】中国人民銀行(中央銀行)の易綱イーガン総裁は10日、米国との貿易協議を巡り、中国の通貨・人民元に関する政策について、「両国は、カギとなる重要な課題の多くで共通認識に達した」と述べ、協議は順調に進んでいると強調した。

 北京で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会)にあわせて開いた記者会見で質問に答えた。

 易氏は、2月下旬の米中閣僚級協議で、〈1〉相手国の金融政策の自主性の尊重〈2〉市場が決定する為替相場制度を守る〈3〉為替レートの競争的な切り下げは行わない〈4〉国際通貨基金(IMF)の透明性基準に基づいたデータ開示――の4点について議論したと説明した。

 ただ、易氏は具体的に見込まれる合意内容には言及しなかった。「人民元はこの4年ほど、下落圧力にさらされてきた」とも述べ、当局はむしろ安値を防いできたと反論した。

 米国は、中国が輸出に有利になるように為替操作を行っていると批判し、協議の主なテーマに位置づけている。

 全体の協議は中国の構造的な問題を巡って、なお厳しい駆け引きが続いているとみられる。今月下旬に想定された米中首脳会談は4月にずれ込む可能性も出ている。

481221 1 経済 2019/03/11 05:00:00 2019/03/11 05:00:00 2019/03/11 05:00:00 記者会見する易綱・中国人民銀行総裁(10日、北京で)=安川純撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190311-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail

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