トヨタ 米に5年130億ドル…投資拡大アピール

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 トヨタ自動車は15日、米国の5工場に計7・5億ドル(約840億円)を新たに投資し、雇用を約600人増やすと発表した。ハイブリッド車(HV)を中心に米国での生産力を強化し、米経済に貢献する姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 

 5月から高級車ブランドレクサスのセダン「ES」のHVを、2020年1月からスポーツ用多目的車(SUV)の「RAV4」のHVを生産する。エンジンやHV用部品の生産能力も増強する。

 トヨタは17年から21年までの5年間に100億ドルを米国に投資するとしていた。今回の追加投資を含め、総投資額を130億ドルに増やす。

 米国が昨年、カナダやメキシコと合意した新たな貿易協定(USMCA)に対応する狙いもある。3か国内で生産される自動車の関税をゼロとする条件として、部品調達率を75%以上に引き上げることを求めているが、トヨタのHV関連部品の現地調達率は75%を下回っていた。

 北米トヨタのジム・レンツ最高経営責任者(CEO)は「『売るところで作る』という方針を具現化する」とのコメントを発表した。

 トヨタの豊田章男社長は15日、米ワシントンで講演し、「トヨタは日本メーカーだが、進出している全地域で、町一番の自動車会社になる努力をしている」と、米国への追加投資の意義について説明した。

 トランプ米政権は、輸入自動車や自動車部品への関税を検討中だが、豊田社長は「どんな方向になっても米国に残りたい」と述べた。また、「道にあった車づくりをしている会社が認められる。トヨタは米国に根付いて50年以上になる」と述べ、今後も米国の道路や顧客に合った自動車の開発に力を入れる考えを強調した。

 一方、トランプ大統領はツイッターで「トヨタ、おめでとう! 米国の自動車業界の労働者に大きなニュースだ!」と書き込んで歓迎の意を示した。

491788 1 経済 2019/03/16 05:00:00 2019/03/16 05:00:00 2019/03/16 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190315-OYT1I50098-T.jpg?type=thumbnail

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