「旧奈良監獄」ホテル改修、星野リゾートが運営
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました

奈良市の「旧奈良監獄」(重要文化財)を改修してホテルにする計画で、高級旅館やホテルを展開する「星野リゾート」(長野県軽井沢町)が新たな運営者に決まった。明治期の赤れんが造りを生かし、2021年の開業を目指す。
旧奈良監獄は、明治政府が整備した5大監獄(奈良、千葉、長崎、鹿児島、金沢)の一つ。
星野リゾートによると、客室は100室未満とするという。同社の広報担当者は「文化的価値が高く、監獄らしい建物の意匠を残して奈良の魅力を発信するホテルにしたい」と話した。
2017年12月、国が旧奈良監獄の所有権を持ったまま、運営権を別のホテル運営会社などに売却。しかし昨年2月、この運営会社が手続き上の問題で撤退していた。
無断転載禁止