新車中の「電動車」、初の4割超え…9割はHV
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2019年上半期に販売された新車に占めるハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動車の割合が、初めて4割を超えた。燃費の良さが評価されている。電動車のうち9割超がHVで、世界的に普及の加速が見込まれるEVは2%にも満たない。
日本自動車販売協会連合会(自販連)がまとめた統計によると、19年1~6月に販売された普通・小型車は、前年同期比0・4%減の149万台だった。このうち、モーターを動力に使う電動車の販売台数は5・7%増の62万台と伸びた。
エンジンとモーターなどを組み合わせたHVは、7・3%増の60万台だった。昨年12月に、トヨタ自動車がHV「プリウス」を一部改良、ホンダがHV「インサイト」を全面改良するなど、各社とも力を入れている。
EVは26・6%減の1万台にとどまった。新型車の投入効果が一巡したうえ、価格の高さや充電設備の少なさへの不満が根強く、販売が失速した。EVとガソリン車としての機能を兼ね備えたプラグインハイブリッド車は28・9%減の8200台、排ガスを出さず「究極のエコカー」として期待された燃料電池車は390台だった。
調査会社の富士経済によると、35年の世界のEV販売台数は、17年の約15倍となる1125万台まで伸び、HV(420万台)を上回る見通しだ。国内では当面、HVの優勢が続きそうだが、日系メーカーは海外で人気の高いスポーツ用多目的車モデルのEVの開発などを急いでいる。
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