トランプ大統領、米中貿易協議「第1段階」の合意間近の見通し

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 【ワシントン=山内竜介】米国のトランプ大統領は12日、ニューヨークで講演し、農産物など一部の交渉分野に絞った米中貿易協議の「第1段階」の合意について、「間近だ。間もなく実現する可能性がある」との見通しを示した。その一方で、「米国の労働者や企業にとって良い取引になることが合意の条件だ」とも強調し、協議が大詰めを迎える中、米中がなお、激しい駆け引きを繰り広げていることを浮き彫りにした。

 トランプ氏は、これまで課してきた対中制裁関税の効果により、中国の方が合意を急いでいるとの見方を示した。そのうえで、「もし合意をしなければ、関税を大幅に引き上げるだろう」と、強硬姿勢を改めて示し、米国産農産物の輸入や知的財産権の保護などで、中国が譲歩するように圧力をかけた。

 米国は12月15日にスマートフォンなどを対象にした新たな制裁関税の発動を予定しており、米中貿易協議では、互いにかけ合ってきた追加関税を撤廃するかどうかが焦点になっている。 中国は段階的に追加関税を撤廃することで合意したと発表したが、トランプ氏は8日にこれを否定した。ただ、一部の撤廃には含みを持たせており、両国は詰めの交渉を進めているとみられる。

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