ヤフーとLINEが経営統合に向け、韓国ネイバーも含め交渉

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 ヤフーを運営するZホールディングス(HD)と、無料通話アプリのLINEが経営統合に向けて交渉していることが13日、わかった。実現すれば、利用者は単純に合算すると1億人を超え、検索や決済、ネット通販などのネットサービスを包括的に扱う国内最大の巨大プラットフォーマーが誕生する。

 ZHDの株式を4割保有するソフトバンクとLINEの株式を7割超保有する韓国のネット大手ネイバーも含めて交渉している。関係者によると、ソフトバンクとネイバーが50%ずつ出資して新会社を設立してZHDの筆頭株主になり、その下にヤフーとLINEをぶら下げる案が有力視されている。新会社はソフトバンクの子会社になる方向だ。

 ヤフーは約5000万人の利用者がおり、ソフトバンクと共同出資するスマートフォン決済サービス「ペイペイ」などでさらなる業容拡大に注力してきた。無料通話アプリで幅広く浸透するLINEと組むことで、ネット事業全体の底上げを図る狙いがありそうだ。ヤフーは9月にも、衣料品ネット通販のZOZO(ゾゾ)を子会社化する方針を発表している。

 一方、LINEは8000万人の利用者を抱え、最近はスマホ決済「LINEペイ」などに事業領域を拡大しているが、新規事業の収益化に苦しんでいる。競争が激化する中で、単独での成長を追求するのは簡単ではないと判断し、ヤフーとの連携強化へとかじを切ったとみられる。

 ソフトバンクは6月、旧ヤフーの株式の保有割合を44%に引き上げるとともに役員を派遣して、連結子会社にした。ヤフーは10月に持ち株会社制に移行し、社名をZHDに変更している。

 ITプラットフォーム(サービス基盤)を巡っては、フェイスブック(FB)、アップルなど米IT4社が「GAFA」と呼ばれ、世界中で利用者を増やして圧倒的な地歩を固めている。アジアでも中国のアリババ集団などが存在感を高めている。

 ヤフーはネット検索、LINEはスマホのメッセージサービスをそれぞれ得意とする。スマホ決済など競合している分野も多いが、経営統合が実現すれば規模の拡大と効率化を図ることが可能だ。国内ではスマホサービスで抜きんでた地位を占めることになり、GAFAを追撃する体制が整う。

無断転載禁止
897784 0 経済 2019/11/13 22:58:00 2019/11/14 01:34:42 2019/11/14 01:34:42

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

東京都知事選2020特集ページ
一緒に読もう新聞コンクール

新着クーポン

NEW
参考画像
800円650円
NEW
参考画像
ご宿泊のお客様にコーヒー1杯サービス
NEW
参考画像
2000円1800円
NEW
参考画像
1100円550円
NEW
参考画像
790円720円

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
挑むKANSAI
読売新聞社からのお知らせ