1日70円、東京駅で「傘レンタル」…暗証番号入力で利用

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「アイカサ」の利用方法を実演する丸川社長(右)ら(9日、JR東京駅前で)
「アイカサ」の利用方法を実演する丸川社長(右)ら(9日、JR東京駅前で)

 突然の雨にも心配ご無用――。JR東京駅や周辺商業施設で9日、有料で傘を貸し出す「アイカサ」のサービスが始まった。スマートフォンでQRコードを読み取り、傘に暗証番号を入力するだけで借りることができ、1日あたりの利用料は70円。駅周辺の事業者は、プラスチックごみとなる傘の落とし物を減らす効果も期待している。

 このサービスを展開しているのは、渋谷区の新興企業「ネイチャー・イノベーション・グループ」。昨年12月にアイカサのサービスを開始して以来、1年で都内を中心に約700か所に傘立てを設置した。登録者数は6万3000人を超えるという。

設置された「アイカサ」の傘立て
設置された「アイカサ」の傘立て

 今回、アイカサの傘立ては、東京駅には丸の内口や八重洲口などに計16か所設置。日本橋三越本店、日本橋高島屋、東京スクエアガーデンといった同駅周辺の商業施設などを含めると計41か所で、貸し出し用の傘は計1000本になる。傘のデザインは「東京駅エリア」限定として、青を基調に、1850年頃に描かれた日本橋、八重洲、京橋、大手町、丸の内、有楽町の古地図を採用した。

 アイカサは、スマホで傘に付けられた「QRコード」を読み込み、画面に表示された暗証番号を柄の部分にあるダイヤルに入力するとロックが外れる仕組み。使用後は好きな場所の傘立てに返却できる。利用料は1日あたり70円で、月額の上限は420円。使い放題のプランもある。

 JR東日本など東京駅周辺の事業者でつくる「東京ステーションシティ運営協議会」によると、東京駅だけで毎年約1万本の傘が拾得物として届けられているが、その多くは廃棄しているという。こうした傘の貸し出しサービスが行われることにより、プラスチックごみの減量効果も期待している。

 ネイチャー・イノベーション・グループ社の丸川照司社長は「東京駅は仕事や買い物など、都内の人が多く利用する非常に大事なスポット。無駄な傘を減らし、便利で美しい景色にしていきたい」と話している。

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941899 0 経済 2019/12/10 08:53:00 2019/12/10 09:25:11 2019/12/10 09:25:11 東京駅エリアに設置された「アイカサ」の傘立て(12月9日午後0時54分、JR東京駅前で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191209-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail

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