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北朝鮮・中国の違法操業船が「根こそぎ取った」…イカ漁の早期打ち切り、3年連続

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小木港に帰港した中型イカ釣り船
小木港に帰港した中型イカ釣り船

 石川県漁業協同組合所属の中型イカ釣り船団が、来年1月までの漁期を残して今年度の操業終了を決め、小木港(能登町)への帰港を始めた。能登半島沖の「大和やまとたい」周辺での外国船の違法操業などでスルメイカの水揚げ量が激減しているためで、漁の早期打ち切りは3年連続。今年度の同港での冷凍スルメイカの水揚げ量(25日現在)は、前年度(2137トン)を958トン下回る1179トンに落ち込み、3年連続で過去最低となる見通しだ。

 スルメイカの漁期は例年6月~翌年1月中旬頃だが、県漁協所属の中型イカ釣り船は漁を打ち切って24日午後から小木港に帰港し始めていて、検討中の1隻を除いて12隻が年内に帰港予定という。

 県漁協小木支所によると、今年は大和堆周辺で北朝鮮漁船の違法操業が相次いだほか、大和堆西側でも数百隻の中国漁船が乱獲。10月には、水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船が衝突する事故も発生した。こうした乱獲に加え、近年は温暖化の影響などもあり、スルメイカが思うようにとれない状況が続いている。

 佐渡沖で漁をしているイカ釣り船団の平塚秀樹船団長(66)は電話取材に対し、「違法操業船が資源を根こそぎ取ってしまっている。本当に厳しい状況だ」と危機感を募らせる。

 県漁協所属の一部のイカ釣り船は来年度から、北太平洋でアカイカ漁に乗り出すことを決めた。同支所の担当者は「今年は多くの船が赤字なのではないか。アカイカ漁に手を広げるか、廃業を選択するかというところまできている」と厳しい見通しを示した。

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977870 0 経済 2019/12/30 07:07:00 2019/12/30 09:32:05 2019/12/30 09:32:05 小木港に帰港した中型イカ釣り船(12月25日午後1時52分、能登町小木で)=禰宜雄一撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191226-OYT1I50018-T.jpg?type=thumbnail

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