日航と全日空、中国便を減便・運休へ…需要大幅減

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 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、日本航空と全日本空輸は4日、北京や上海など中国本土への直行便について、3月下旬まで大幅に減便・運休すると発表した。需要が大きく落ち込んでいることに加え、中国便に搭乗したパイロットや客室乗務員が別の国で入国を制限され、人員の確保が難しくなるケースが想定されるためだ。

 日本航空は2月17日~3月28日、羽田、成田、中部、関西の4空港から北京、上海、大連など中国の5都市6空港を結ぶ週98往復のうち、55往復を運休する。手数料無料で全額返金したり、別の便に振り替えたりして対応する。2月16日までの便についても今後、予約状況を踏まえて運休などを検討する。

 日航によると、フィリピンなど一部の国では、航空関係者を含み、中国に滞在歴がある人の入国を制限するケースが出ている。こうした動きが広がれば、航空会社が中国便に搭乗した乗務員を、入国制限のある国へ運航する便に配置することができなくなり、人繰りが難しくなる事態が想定される。

 全日空も、羽田、成田、関西の3空港と中国10都市11空港を結ぶ週165往復のうち、すでに運休している成田―武漢便の7往復に加え、成田―北京、羽田―北京の計14往復を3月下旬まで運休することを決めた。

 全日空によると、世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言など状況が深刻化するなか、キャンセルが増え続けており、2月分の予約状況は前年同月と比べ6割減に落ち込んでいる。「さらに運休する路線を検討している」(広報)という。

 日本の航空会社では、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンも、成田―上海線について5日から3月28日まで運休することを決めている。

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1037182 0 経済 2020/02/04 23:10:00 2020/03/10 15:14:29 2020/03/10 15:14:29

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