原油価格急落、1年1か月ぶり安値水準

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 【ロンドン=池田晋一】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の懸念から、原油価格が急落している。3日のニューヨーク原油先物市場では、一時1バレル=49・80ドルと50ドル台を割り込み、約1年1か月ぶりの安値水準となった。産油国は価格維持のため、減産幅の拡大を迫られそうだ。

 感染拡大で中国政府は団体旅行を禁止しており、旅客機の燃料やガソリンの需要が低下すると受け止められた。ロイター通信によると、石油輸出国機構(OPEC)やロシアは、原油価格の急落を受けて今月14~15日に緊急会合を開き、日量50万バレルの追加減産を協議する見通しという。

 米中貿易摩擦による世界経済の減速から、原油はもともと供給過剰とみられており、原油市場は昨年から低迷。サウジアラビアなどOPEC加盟国やロシアは昨年12月、協調して減産する量を日量170万バレルに拡大することを決めたばかりだ。

 原油価格の下落が続けば、財源の多くを原油に頼る中東諸国には打撃となる。三菱UFJ銀行の中東担当、イーサン・コーマン氏は「昨年9月にサウジの石油施設が攻撃された時と比べ、感染拡大の原油市場への影響は長引くとみられている」と指摘している。

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1037045 0 経済 2020/02/04 22:07:00 2020/03/09 10:30:09 2020/03/09 10:30:09

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