日本の観光、3か月間で1415億円損失…中国人観光客大幅減で
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【ニューヨーク=村山誠】国際民間航空機関(ICAO、本部・カナダ)は13日、新型コロナウイルスの感染拡大で中国人観光客が大幅に減少している影響で、日本の観光産業は今年1~3月の3か月間で12億9000万ドル(約1415億円)の損失を被る可能性があるとの予測を発表した。
発表によると、各国の航空会社約70社が中国発着便の運航を見合わせ、約50社が減便しており、輸送能力は80%減少している。1~3月の世界の航空利用者数は、当初予測よりも最大1960万人落ち込み、影響は2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時を上回る見込みという。
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