花王、消毒液の生産20倍増…すでに3倍ペースで増産中
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花王は9日、新型コロナウイルスの感染拡大で不足している消毒液の生産について、今月後半から昨年同期比で20倍に増やすと発表した。花王はこれまで消毒液の生産を外部に委託していたが、これに加え、自社の和歌山工場など国内4工場で生産を始める。不足していた容器の一部も自社製に切り替える。
消毒液は1月後半以降、需要が急増し、生産が追いつかない状況が続いている。すでに昨年の約3倍のペースで増産していた。政府の要請を受けて、医療機関や介護施設への供給を優先してきたが、今回の増産により、5月以降は家庭向けも確保できる見通しだ。
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