「酒米の王様」山田錦を食用に…飲食店休業で日本酒の消費落ち込む

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食用として販売される山田錦
食用として販売される山田錦

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店などの休業の影響で、日本酒の消費が落ち込む中、日本酒「獺祭だっさい」で知られる酒造会社・旭酒造(山口県岩国市)が、原料に使う酒米「山田錦」を食用に販売する取り組みを始めた。

 山田錦は酒造りに最適な米とされ、「酒米の王様」と呼ばれる。農林水産省の推計では、昨年、全国で約3万4500トンが栽培され、各地の酒蔵で使われている。

 しかし、全国で営業を自粛する飲食店が相次ぎ、旭酒造も3、4月の売り上げが例年より半減した。山田錦の需要にも影響が出ており、全国の約6割を生産する兵庫県のJA全農兵庫によると、生産者へのキャンセルが相次いでいるという。

 このため、桜井一宏社長(43)が「生産者の廃業や耕作放棄を防ごう」と発案。旭酒造が契約する全国の農家が生産した山田錦を販売することにした。価格は1パック3合分(450グラム)375円(税込み)。食用米と比べて、粘りが少なく、リゾットやチャーハンなどにお薦めという。

 山田錦の生産者の一人、村田仲平さん(63)(山口市)は「丹念に丹念に育てた米。この危機を乗り越えるために応援してほしい」と語った。

 全国の獺祭取扱店や獺祭WEB店(https://www.dassaistore.com/)で販売している。

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1223420 0 経済 2020/05/16 11:27:00 2020/05/16 11:27:00 2020/05/16 11:27:00 食用販売を始めた酒米の山田錦 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200516-OYT1I50039-T.jpg?type=thumbnail

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