FRB、ゼロ金利と量的緩和を継続…コロナ対応改めて示す
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【ワシントン=山内竜介】米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、事実上のゼロ金利政策を2022年まで維持する見通しを示した。市場から米国債などを買い入れる「量的緩和」も継続する。
声明文は、新型コロナウイルスの感染拡大が「全世界に多大な困難をもたらしている」と強い懸念を示し、あらゆる政策手段を活用して対応する姿勢を改めて示した。
事実上のゼロ金利政策に関しては、「物価安定などの目標を達成する軌道に乗っていると確信するまで、維持する」と改めて明記した。FOMC参加者17人のうち、15人が22年までゼロ金利政策が続くとの見通しを示した。
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