NYダウ2日連続下落、282ドル安…経済停滞長引くとの見方
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
【ニューヨーク=小林泰明】10日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比282・31ドル安の2万6989・99ドルだった。値下がりは2日連続となる。
米連邦準備制度理事会(FRB)が10日、事実上のゼロ金利政策を2022年末まで維持する見通しを示し、金融緩和策の長期継続を好感して一時、株価が上昇する場面もあった。ただ、早期の景気回復を見込んでいた投資家らに経済の停滞が長引くとの受け止めも広がり、下落して取引を終えた。
情報技術(IT)企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は66・60ポイント高の1万0020・35と、終値で初めて1万の大台を突破し、3日連続で最高値を更新した。
無断転載・複製を禁じます