ネットつながらない・電話が5時間鳴る…「どうみん割」に予約殺到

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 北海道内で28日、旅行代金を最大1万円補助する道民対象の「どうみん割」の販売予約が始まった。

 この日は、開始時刻の正午から特設サイトや宿泊施設のホームページにアクセスが殺到。ネット上では「つながらなくて予約できない」など嘆く声が相次いだ。

 電話で予約を受け付けた札幌市南区の定山渓温泉の旅館「ぬくもりの宿 ふる川」では、開始後わずか10分で割り当てられた60人分が完売。その後も5時間近く電話が鳴りやまなかったといい、古川善浩代表(43)は「観光への機運が高まったのは良かったが、仕組みとして(道民の)混乱を招いたのでは」と話した。

 札幌市中央区の旅行会社「北海道宝島旅行社」は、感染リスクが低いとして、「貸切観光タクシー」を利用した10件ほどのツアープランを販売。電話とネットを通じて約30件の予約を受け付けた。担当者は「感染対策をしながら楽しめるプランを提案し、観光を盛り上げていきたい」と語った。

 どうみん割は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ旅行需要の早期回復を目指す道の取り組みだ。〈1〉宿泊〈2〉交通付き宿泊商品〈3〉交通付き日帰り商品とアウトドア体験商品――に分かれ、宿泊費や旅行商品などの料金に応じて、最大1万円を補助する。購入回数に制限はないが、宿泊を伴う商品は1回当たり最大5連泊となる。

 利用者は、特設サイトなどに掲載された宿泊施設や旅行会社を見て直接連絡し、予約後に割引後の代金を支払う。28日現在、サイトには1082件の施設などが掲載され、今後増える見込みだ。

 道は当初、販売予約を25日に始める予定だったが、宿泊事業者からの申請書類に多数の不備が見つかり、28日に延期していた。

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