読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「総合取引所」が始動、先物など金融派生商品を同一口座で取引可能に

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

総合取引所の始動を告知する東京証券取引所の入り口(東京都中央区で)
総合取引所の始動を告知する東京証券取引所の入り口(東京都中央区で)

 日本取引所グループ(JPX)は27日、大阪取引所で金やゴム、株価指数などの先物を一体的に取り扱う「総合取引所」として本格始動した。低迷する日本の商品市場の活性化につなげる狙いがあり、投資家は、先物を中心としたデリバティブ(金融派生商品)を同一の証券口座で取引できるようになる。

 JPXは27日、子会社の東京商品取引所(東商取)が扱ってきた金やゴムなどの商品先物取引を大阪取引所に移管した。同じくJPX傘下の大阪取引所は、日経225先物や長期国債先物などの金融分野に加え、商品分野も扱うデリバティブの総合取引所となる。

 大阪取引所によると、総合取引所の発足に伴って新たに証券会社など10社程度が商品先物を扱う見通しという。東商取は原油や電力などエネルギー関連の商品先物取引に特化する。

 商品分野のデリバティブ取引は、業者の強引な勧誘などで投資家が損失を被った影響もあり、国内の取引高は2005年の1億1300万枚(1枚は最低取引単位)から19年は1900万枚まで約6分の1に減少。東商取はここ数年、赤字が続き、昨年秋にJPXの傘下に入った。

 これに対し、海外では成長が著しい。世界全体の取引高は7億6100万枚から72億2100万枚まで10倍近く拡大している。

 総合取引所の構想は07年に第1次安倍内閣が打ち出した。大阪取引所を所管する金融庁と、東商取を所管する経済産業省、農林水産省との間で調整などに手間取り、実現までに10年以上かかった。

  ◇

 大阪取引所では、移管後の最初の取引となった27日午前、金先物の代表的な取引価格が一時、前営業日の終値比で171円高の1グラム=6568円をつけた。1982年の上場来高値を3営業日連続で更新した。

無断転載・複製を禁じます
1367836 0 経済 2020/07/27 10:52:00 2020/07/27 14:02:42 2020/07/27 14:02:42 総合取引所の始動をPRする東京証券取引所の正面玄関(東京都中央区で)=秋田穣撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200727-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)