アップルとグーグル、人気ゲーム「フォートナイト」削除…ゲーム会社と手数料バトル

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 【ニューヨーク=小林泰明】米アップルは13日、iPhone(アイフォーン)向けなどのアプリストアから、人気ゲーム「フォートナイト」を削除したことを明らかにした。米グーグルも自社のアプリストアで同様の措置を取った。世界で3億5000万人以上とされる同ゲームの利用者に影響が及ぶ可能性がある。

 ゲームを配信する米「エピックゲームズ」社が同日、アップルの仕組みを回避する独自の課金システムの導入を公表したことに対し、アップル側がアプリストアの規約に違反するとして削除に踏み切った。グーグルも規約違反を理由にしている。

 アップル側は、「(エピックが)すべての開発者に平等に適用される規約に違反する不幸な一歩を踏み出した」との声明を出した。「エピックと協力して違反を解決し、フォートナイトをストアに戻せるようにする」との姿勢も示した。

 これに対して、エピックは13日、アップルがアプリ開発者に求める課金などの条件が反トラスト法(独占禁止法)に違反するとして、差し止めを求めてアップルを提訴した。訴訟資料の中で、アップルがアプリ開発者に対し収入の30%に相当する通称「アップル税」と呼ばれる高額の手数料を課しているなどと批判した。エピックは13日にグーグルも同様に提訴している。

 アップルはアプリ市場での寡占が指摘され、米規制当局が調査を進めているとされる。アプリの有力開発企業が対抗措置に出たことで、米議会でアップルやグーグルなど「GAFA(ガーファ)」側への追及が一段と強まりそうだ。エピックには日本のソニーが7月、2・5億ドル(約270億円)の出資を発表している。

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