東証システム障害、原因は「設定ミス」…故障想定のテスト未実施

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 東京証券取引所は5日、システム障害により終日売買停止となった問題について、株式などの売買情報を保存する機器(メモリー)が故障した際に、自動でバックアップ用の機器に切り替わらない設定になっていたことが原因だったと発表した。東証はすでに設定を変更した。東証を傘下に置く日本取引所グループ(JPX)は、再発防止などに向け、独立社外取締役でつくる調査委員会を5日付で設置した。

 東証によると、今回のシステム障害は「アローヘッド」と呼ばれる売買システムのうち、ユーザー情報など基本的な情報を保存している「共有ディスク装置」内の不具合が原因だ。本来なら、装置に不具合が起きた場合、バックアップ用の機器に自動で切り替わるところ、メモリーが壊れた場合は、この切り替え機能が作動しないことが判明したという。現在は設定を変更し、メモリー故障の際も自動切り替えが可能になったとしている。

 記者会見した東証の田村康彦トレーディングシステム部長は「メモリーの故障を想定したテストは難しかった」として、テストを実施していなかったことを認めた。アローヘッドの開発や設定は富士通が担当しているが、川井洋毅執行役員は「東証には市場開設者として事態を引き起こした一義的な責任がある。根本原因を把握し、何ができたのかを考えたい」と述べた。

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1524635 0 経済 2020/10/05 22:52:00 2020/10/06 07:45:28 2020/10/06 07:45:28 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201006-OYT1I50017-T.jpg?type=thumbnail

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