8月経常収支、6か月連続で黒字額減少…サービス赤字が拡大

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 財務省が8日発表した8月の国際収支統計(速報)によると、日本と海外とのモノやサービスの取引や投資収益の総合的な状況を示す経常収支は、前年同月比1・5%減の2兆1028億円の黒字で、6か月連続で減少した。サービス収支の赤字拡大などが影響した。

 サービス収支は3166億円の赤字で、15億円の赤字だった1年前に比べ大幅に拡大した。新型コロナウイルスの感染拡大で、訪日外国人客による日本での消費が大きく減ったほか、海外から受け取る知的財産権などの使用料が減少した。

 また、国内の企業が海外子会社から受け取る配当金などを示す「第1次所得収支」は1・9%減となった。海外子会社からの配当収入が減って3年7か月ぶりのマイナス幅となった7月(25・1%減)よりは縮小したが、2か月連続で減少した。

 一方、モノの輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は4132億円の黒字で、1年前に比べて3800億円以上増えた。世界的な需要減による原油価格の下落で、輸入額が22・0%減の4兆7115億円となり、輸出額の減少を上回ったことで黒字が拡大した。

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