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「日田天領水」に初の外国人社員…内戦続くイエメン出身

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日田天領水で研修しているアブドゥラーさん
日田天領水で研修しているアブドゥラーさん

 内戦が続くイエメン出身で今秋に立命館アジア太平洋大学(APU=大分県別府市)でMBA(経営学修士)を取得したアブドゥラー・ファルクさん(29)が日田市のミネラルウォーター製造会社「日田天領水」に初の外国人社員として内定し、研修に励んでいる。就労ビザを申請中で、取得次第、正採用される。(田中博之)

 アブドゥラーさんは高校の時、訪日経験のある隣人にテクノロジーが進んだ日本社会やルールを守る国民性について聞き、日本に関心を寄せるようになった。

 母国では2015年頃から内戦が激しくなり、自宅は空爆の被害を受けた。けがを負った友人も多く、イエメンの大学を卒業後、APUの大学院に進学し、経営管理を学んだ。

 院での2年間で市場活動や販売戦略などを修めた。今年8月に別府市であった企業合同説明会に参加し、「その場で味わった日田天領水が飲みやすく、体に優しい」と感じ、就職先に決めた。

 アブドゥラーさんは日本語の日常会話に不自由しないほか英語、アラビア語、ヒンディー語が得意。石井嘉時会長(83)は「日田天領水を中国、米国、オーストラリアなどで販売しているが、さらに海外市場を拡大するため、英語が堪能な人材を探していた。即戦力となってほしい」と期待を寄せる。

 当面は電話で海外の販路開拓を担当する予定。イエメンはモカコーヒーの最高峰とも言われる「モカマタリ」の産地で、これを使った新商品開発も胸に秘めている。「経営の知識はあるが、接客などの営業活動をしっかり学び、将来は自分の会社を起こしたい」と夢を語る。

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1541457 0 経済 2020/10/12 16:46:00 2020/10/12 16:46:00 2020/10/12 16:46:00 日田天領水に入社が内定したアブドゥラ―さん(日田天領水本社で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201011-OYT1I50004-T.jpg?type=thumbnail

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