読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

ノーベル経済学賞に米スタンフォード大の2教授…「オークション理論」発展に貢献

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【ロンドン=池田晋一】スウェーデン王立科学アカデミーは12日、2020年のノーベル経済学賞を米スタンフォード大学のロバート・ウィルソン名誉教授とポール・ミルグロム教授に授与すると発表した。ミクロ経済学の一分野である「オークション理論」の発展に貢献したと評価した。

 今年のノーベル賞の発表は終わり、3年ぶりに日本人の受賞者が出なかった。

 同アカデミーは声明で「両氏は、従来の方法では売ることが難しかった電波利用権などを入札にかける新たなオークション形式を考案し、売り手、買い手、納税者に恩恵を与えた」と受賞理由を説明した。

 ウィルソン氏は、電波利用権や鉱石など、入札前には価値が不透明だが、オークション後には誰にとっても同じだけの価値を持つ商品についての理論を発展させた。この場合では、入札者が高値づかみを恐れ、自らが推定する価値を下回る価格で入札する傾向となることを理論的に解き明かした。

 ミルグロム氏は、商品の価値が入札者によって異なるオークションの理論を定式化した。入札者にほかの参加者が考える価値を分かるようにすれば、高い価格で落札されることを証明した。

 両氏の理論は、売り手の収益を最大化するだけでなく、幅広く社会の恩恵となるようなオークション形式の発明につながった。1994年には、米政府が電波利用権を通信会社に与えるオークションで活用され、他国でも広がった。

 両氏には、1000万スウェーデン・クローナ(約1億2000万円)の賞金が等分して贈られる。

無断転載・複製を禁じます
1541698 0 経済 2020/10/12 19:02:00 2020/10/12 22:50:57 2020/10/12 22:50:57

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)