マスク日常化で「聞こえにくい」、補聴器の需要高まる

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 補聴器の需要が高まっている。新型コロナウイルス感染防止のため人と距離をとる必要性が高まり、マスク着用の会話も日常化したことを背景に、高齢者や難聴者が「以前より聞こえにくくなった」と買い求めているとみられる。家電メーカー各社は新製品を投入、よりクリアな音声を届けようと開発を競っている。

 オーディオ機器のオンキヨーは6月以降、主力機種の補聴器の売り上げが前年同期の約3倍の水準に達している。9月に発売した新機種(4万9800円)は、軽量化したことに加え、周囲の雑音やハウリング(鳴音)を抑える機能もある。

 パナソニックも補聴器事業に力を入れる。2018年発売の「G4シリーズ」(片耳22万5000円~)はワイヤレスイヤホンのようなデザインで、スマートフォンのアプリで音量を調整できる。

 1948年に国内初の量産補聴器を発売した老舗メーカー、リオンは耳の形や聴力に合わせたオーダーメイド品を提供している。

 シャープは、将来の市場参入を視野に、スマホの位置情報と連動し、電車に乗っている時は車内放送だけ、職場では上司や同僚の声だけが聞こえるようにする技術を研究している。

 日本補聴器工業会によると、19年の国内の補聴器出荷台数は約61万台(出荷額は356億円)で、10年間で3割増えた。かつては周囲の目を気にして補聴器を敬遠する人もいたとされるが、「最近はデザイン性が高まり、周囲の人に装着していることが分かりにくい製品が増えた」(八嶋隆事務局長)という。

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1548860 0 経済 2020/10/15 05:00:00 2020/10/15 20:53:07 2020/10/15 20:53:07 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201015-OYT1I50012-T.jpg?type=thumbnail

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