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人気の駅弁「峠の釜めし」などで知られる荻野屋(群馬県安中市)が15日、創業から135周年を迎えた。
荻野屋は、JR信越線が高崎―横川駅間で開業した1885年、横川駅前に本店を構えた。当時はおにぎり二つとたくあん2枚のお弁当を販売していた。その後、1957年から売り出した「峠の釜めし」が大ヒットし、全国に知られるようになった。

高崎駅などでは現在「駅弁誕生135周年記念おにぎり弁当」(税込み700円)が販売されている。おにぎりのうちの一つは、峠の釜めしと同じ材料、作り方で仕上げた茶飯。鶏の照り焼きや卵焼き、栗きんとんなどを添えて内容は充実させたが、竹の皮に包むシンプルなスタイルは創業当時を貫いている。