20年度上半期の貿易収支、赤字1兆1148億円…自動車の輸出減目立つ

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 財務省が19日発表した2020年度上半期(4~9月)の貿易統計(速報)によると、全体の輸出額は前年同期比19・2%減の30兆9114億円、輸入は18・1%減の32兆262億円といずれも大幅に減少した。新型コロナウイルスの感染拡大で世界の経済活動が落ち込んだためだが、9月の輸出額は前年同月比4・9%減にとどまり、持ち直しを見せた。

 20年度上半期の輸出の減少幅は、リーマン・ショックの影響を受けた09年度上半期(36・4%減)以来の水準となった。輸出は18年度下半期以降、前年割れが続いている。主力産業の自動車(35・8%減)や自動車部品(34・9%減)の落ち込みが目立った。

 輸入では、原油価格の下落と経済活動の冷え込みによる需要減が響いた。アラブ首長国連邦(UAE)からの原粗油や、オーストラリアからの液化天然ガス、石炭の輸入減が目立った。

 国・地域別では、米国向け輸出が29・6%減の5兆4159億円と、2期連続で減少した。主に自動車や航空機エンジンなどの原動機、自動車部品の落ち込みが顕著だった。輸入は16・6%減の3兆5824億円で、航空機や航空機向けエンジンが落ち込んだ。

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