塚田農場やデニーズ・ロイホも…客足戻らず、宅配・持ち帰り店強化

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 外食チェーンが、宅配や持ち帰りに特化した店舗を強化している。新型コロナウイルスの感染拡大で店内飲食が敬遠され、店への客足が戻らないためだ。食事をするスペースが不要で、店舗面積を圧縮できるなど、コスト削減にもつながるとみている。

エー・ピーホールディングスの新店舗「キッチンクラウド」は料理を宅配する(21日、横浜市で)
エー・ピーホールディングスの新店舗「キッチンクラウド」は料理を宅配する(21日、横浜市で)

 居酒屋「塚田農場」を運営するエー・ピーホールディングスは22日、横浜市内の焼き鳥店を改装し、宅配や持ち帰りの専門店「キッチンクラウド」をオープンする。ハンバーグやマーボー豆腐など、約100種類の料理を作り、配達スタッフが注文した客に届ける。

 米山久社長は21日の説明会で、「宴会需要は元には戻らない。店内飲食が中心だったビジネスの転換を迫られている」と述べた。同社が8月に発表した今年4~6月期の連結決算は、最終利益が14億円の赤字だった。居酒屋を食堂に改装するなど、業態の見直しを進めている。

 ファミリーレストランのデニーズは12日、宅配と持ち帰りを専門とする店舗を東京都新宿区のオフィス街にオープンした。通常のレストランに比べて面積は4分の1で済み、配膳の従業員も必要ない。

 ロイヤルホールディングスは、傘下のロイヤルホストや天丼てんやなど、グループ店舗のメニューの宅配・持ち帰りサービスを東京都文京区内の店舗で8月末に始めた。

 外食チェーンは売り上げの低迷が続いている。8月の売上高は前年同月比16%減で、6か月連続のマイナスだった。客数の減少で閉店が相次いでおり、宅配や持ち帰りの強化は今後も続きそうだ。

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1566903 0 経済 2020/10/22 05:00:00 2020/10/22 07:03:50 2020/10/22 07:03:50 エー・ピーホールディングスの新店舗「キッチンクラウド」は料理をバイクで宅配する(21日、横浜市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201022-OYT1I50005-T.jpg?type=thumbnail

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