【独自】テキサス新幹線の環境評価完了…「米が新幹線の安全性の高さ認めた」
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JR東海が支援する米テキサス州の高速鉄道計画(テキサス新幹線)について、米政府は3日、計画実現に必要な安全基準規則の策定と、環境影響評価(アセスメント)の手続きが完了したと発表した。同日付で米官報に関連文書を掲載、公布した。12月3日に施行される。
JR東海は読売新聞の取材に「米当局に東海道新幹線の安全性の高さが認められたもので、画期的なことだ」との見解を示した。
ダラス―ヒューストン間(約385キロ・メートル)を結ぶテキサス新幹線は、米企業「テキサス・セントラル」が来年着工、26年開業を目指している。JR東海は新型車両「N700S」を輸出したい考えだ。建設費200億ドル(約2兆1000億円)の資金集めが課題で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で難航する恐れもある。
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