菅首相「しっかり防疫措置、国際的な経済活動を再開」…APEC関連行事でビデオ演説

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 菅首相は20日午前、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事に寄せたビデオメッセージで、「経済の再生には国際的な人の往来再開が不可欠だ」と述べ、経済活動の本格的な再開に尽力する方針を表明した。日本や米国、中国など21の国・地域が参加するAPEC首脳会議は20日夜にオンライン形式で開幕する。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事にビデオメッセージを寄せた菅首相(20日、議長国のマレーシアで、ロイター)
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事にビデオメッセージを寄せた菅首相(20日、議長国のマレーシアで、ロイター)

 首相は開幕を前に、各国の経済関係者らが参加する行事にメッセージを寄せた。この中で、首相は国際的な往来再開が必要だとの認識を示し、「防疫措置をしっかり講じながらグローバルな経済活動を再開していく」と強調した。デジタル貿易に関する国際ルールづくりを主導し、海外の金融人材を受け入れ、「国際金融センター」を目指す考えも示した。今回のAPEC首脳会議では、新型コロナウイルス感染拡大からの経済回復などについて議論が交わされる見通しだ。

 首相は世界貿易機関(WTO)改革の必要性も訴え、「世界経済の低迷により、内向き志向が強まりかねない中で、自由で公正な国際経済のルールづくりが重要だ」と指摘した。日本や中国、韓国など15か国が15日に署名した地域包括的経済連携(RCEP=アールセップ)の早期締結や、環太平洋経済連携協定(TPP)の拡大などを通じて、アジア太平洋自由貿易圏の実現を目指す考えも示した。

 首相はさらに、日米両国が主導する「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、リーダーシップを発揮する考えも表明した。

 一方で、菅内閣がデジタル化の推進と脱炭素社会の実現に優先的に取り組む決意も示した。デジタル化の加速では「阻む規制は抜本的に見直す」と強調した。脱炭素社会の実現では、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に触れ、「経済と環境の好循環をつくり出していく」と主張した。

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1641231 0 経済 2020/11/20 13:02:00 2020/11/20 13:02:00 2020/11/20 13:02:00 A screen shows Japan's Prime Minister Yoshihide Suga speaking during the virtual APEC CEO Dialogues 2020, at its command center in Kuala Lumpur, Malaysia November 20, 2020. Malaysia Information Department/Fandy Azlan/Handout via REUTERS   ATTENTION EDITORS - THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY. MANDATORY CREDIT. NO RESALES. NO ARCHIVES. https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201120-OYT1I50046-T.jpg?type=thumbnail

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