GoToイート人数制限に店は困惑「忘年会で10人の予約、どうしたら…」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

少人数で食事を楽しむ客が目立つ店内(21日、さいたま市南区で)
少人数で食事を楽しむ客が目立つ店内(21日、さいたま市南区で)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、埼玉県は21日、政府の飲食店支援事業「Go To イート」を利用する際の人数を「原則4人以下」に制限した。全国で感染者が急増する中、さらなる事業の見直しが検討されており、飲食店主らからは制限に理解を示しながらも今後を不安視する声が聞かれた。

 さいたま市南区のイタリア料理店「トラットリア・アズーリ」では同日昼、夫婦や友人同士など2、3人で静かに食事を楽しむ客の姿が見られた。川越市の女性会社員(38)は、人数制限について「大人数だと滞在時間が長くなり、会話も大声になりがち。感染がまた拡大している状況を考えると、仕方ないと思う」と話した。

 同店によると、売り上げが例年の4割ほど落ちていた5月頃と比べ、現在は同事業の効果もあり、8割くらいにまで回復した。だが、忘年会の予約はまだゼロ。同店では忘年会を家で開く人が多くなると予想し、テイクアウトできるパーティープランを検討するなど生き残りをかけて知恵を絞るが、関根正志店長(44)は「見通しは厳しい」と語る。県内の感染者は再び拡大に転じており、「また客足が遠のかなければ良いが」とため息をついた。

 さいたま市浦和区の焼き鳥店の男性店員(35)も同事業に参加し、予想を上回る客が訪れていた。ただ感染者の増加に伴い、客数も減っていたといい、「万が一、店から感染者が出る方が困る」と理解を示した。

 同事業の県事務局によると、加盟店舗から「忘年会で10人の予約を受けているがどうすればいいか」などの問い合わせもあるという。

 県内では12月1日から、県内の登録店で使える同事業のプレミアム付き食事券の追加の申し込みが始まる。だが、菅首相は21日、同事業の食事券の新規発行の一時停止などの検討を都道府県知事に要請する考えを表明した。

 同日、友人と外食したさいたま市西区、会社員の男性(49)は「感染を防ぐために制限はやむを得ないと思うが、その分、飲食店に対する補助金などの手当ても行うべきではないか」と話していた。

無断転載・複製を禁じます
1645150 0 経済 2020/11/22 11:45:00 2020/11/22 11:45:00 2020/11/22 11:45:00 少人数で食事を楽しむ客(21日午後1時39分、さいたま市南区で)=成田沙季撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201122-OYT1I50029-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ