トラックも水素で走る時代に…トヨタの新型「ミライ」と同システム搭載
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トヨタ自動車は11日、水素を使って走る燃料電池トラックの新型車を発表した。市販時期は未定だが、将来的な水素利用の拡大に向けて、米ロサンゼルス市港湾局が進める貨物輸送の実証実験に参加する。

9日に日本国内で発売された燃料電池車(FCV)の新型「ミライ」と同じシステムを採用している。運べる荷物は最大約36トン、航続距離は約480キロと、これまで開発してきた第1世代の燃料電池トラックと変わらないが、加速などの走行性能は大幅に向上させたという。
一方、第1世代の燃料電池トラックは、今月に米国の輸送会社向けへの納入を始めると明らかにした。来年にかけて計10台を予定している。
トヨタは、燃料電池の用途をトラックやバス、鉄道などにも広げ、市場拡大を図る戦略だ。
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