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祈るしかない・死活問題だ・悔しい…GoTo「停止」、北海道の観光業界に衝撃

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 政府の観光支援策「Go To トラベル」は、札幌市の対象除外の延長に加え、年末からの全国一斉の事業停止が決まり、北海道内の観光業界にも衝撃が走った。頼みの綱だった年末年始の集客が望めなくなり、事業者らは「なすすべがない」と肩を落とした。

 例年の年末年始は、家族連れなどでにぎわいを見せる札幌市南区の定山渓温泉。札幌市を目的地とした旅行が除外された11月24日以降、6軒の温泉旅館やホテルがすでに臨時休館に追い込まれており、定山渓観光協会の長谷川信之事務局長は「(当初の除外期間の)15日までの我慢だと思っていたのに……。今は感染の収束を祈るしかない」と絞り出した。

 札幌の観光名所・札幌市時計台では、事業の対象から札幌市が外れて以降の客足が、それ以前の3割ほどまで落ち込んでいる。下村康成館長は「市内の感染状況からすると(除外の)延長は仕方がない」とこぼした。

 一方、28日から一時停止となる他の観光地にも不安が広がっている。

 函館市の観光スポット「函館朝市」では10月以降、事業を利用し、買い物に訪れる観光客が増えていた。函館朝市協同組合連合会の藤田公人理事長は「年末年始の繁盛期の売り上げは間違いなく激減するだろう」と懸念。ただ、「全国の感染者は日を追うごとに増加している。一斉停止は仕方がない」と政府の決定に理解も示した。

 「年末年始のキャンセルは死活問題だ」。同市の「函館元町ホテル」の遠藤浩司代表は、そう危機感をあらわにした。年末年始の予約の約9割が事業の利用者といい、遠藤代表は「同業者でも不安を訴える人が続出している」と明かした。小樽市のある大手ホテルの担当者は「政府は観光業界への新たな支援を考えてほしい」と訴えた。

 札幌市中央区の旅行会社「アーバントラベル札幌」では年末年始、定山渓や洞爺湖などへのツアーの予約が30件ほど入っていた。松本和英社長は「本来の仕事ではなく、キャンセル手続きで年末年始が忙しくなるなんて悔しい」と吐露した。

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1701272 0 経済 2020/12/15 06:46:00 2020/12/15 09:13:09 2020/12/15 09:13:09

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