忘年会や新年会「開催しない」企業が8割超…感染防止で控える
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東京商工リサーチ高松支社が行った新型コロナウイルスに関するアンケートで、香川県内企業101社のうち年末年始に忘年会や新年会を「開催しない」と答えた企業が8割超に上ったことが分かった。同支社は「従業員の感染防止に細心の注意を払っている様子がうかがえる」としている。
アンケートは、県が独自の警戒レベルを「感染警戒期」に引き上げる前の、11月9~16日に実施した。
忘・新年会の開催予定を聞く設問で、「昨年開催し、今年も開催予定」と回答した企業は17社(16・83%)にとどまり、「昨年開催し、今年は開催しない予定」が59社(58・42%)、「昨年は開催せず、今年も開催しない予定」が25社(24・75%)となった。
同支社は、「アンケート後も県内では連日、感染者が出ており、開催を控える企業はさらに増加する可能性がある」としている。
また年末年始休暇の分散の対応状況を尋ねると、88社(87・13%)が「例年通り(特に変更しない)」と回答。「例年より休暇日数を拡大する」は8社(7・92%)、「例年と休暇日数は変えないが、分散取得を推進する」は5社(4・95%)にとどまった。