読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

めちゃ「歌えるマスク」、ブラジャー作りから誕生…顔にぴったりフィット

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 兵庫県西宮市の下着製造会社「アンドール」が、ブラジャーの縫製技術などを生かし、顔にぴったりフィットする立体構造の布マスクを作った。社員が子どもを預けている保育園から、「マスクを着けると歌いにくい」という声を聞いて考案。内側に空間を保ち、歌ったり、大きく口を動かしてしゃべったりしてもずれない。同社は「新型コロナウイルス禍でも、スムーズなコミュニケーションをとる一助になれば」とする。(佐藤直子)

下着縫製の技術で立体構造を保つように作ったマスク(西宮市で)
下着縫製の技術で立体構造を保つように作ったマスク(西宮市で)

 同社は社長の岸村裕子さん(60)ら女性社員15人で、下着を企画製造、販売している。社員の1人が4月、子どもを保育園に送迎する時、保育士が「歌ったり、話をしたりするたびにマスクがずれて困る」とこぼすのを聞いたことがきっかけで、「歌えるマスク」の製造を始めた。

 企画部長(59)らが、8種類の型紙を作り、立体感を出すために中央部分に入れるプラスチック製ワイヤの位置を1ミリ単位で変えるなど1か月半、試行錯誤。社員や家族ら30人以上が使用感を確認し、企画部長はイタリア人の知人にも着け心地を聞いたという。

 蒸れにくいスポーツ用の生地を使用。耳ひもと顔にあてる部分にはショーツに使う伸縮性の高いゴムをつけ、密着するようにした。中国の縫製工場で生産しているが、微妙な曲線や立体構造が出るように、現地事務所の社員が毎日、工場に足を運んで指導した。

 西宮市内の保育所などに約300枚を寄付。保育士からは「歌いやすい」と好評で、別の営業職の男性からも、「しゃべりやすく、一日中つけていても耳が痛くならない」と高評価を得た。「たくさん話す」という意味の関西弁にちなんで、「Meccha―Shabe(めちゃ―しゃべ)」の商品名で販売している。岸村さんは「複雑な下着作りの技術を生かした商品が、円滑なコミュニケーションの助けになればうれしい」と話している。

 Mサイズ1190円、Sサイズ1140円(いずれも税込み)。同社サイト(https://anprimus.shop-pro.jp/)などで購入できる。問い合わせは同社(0798・23・6081)。

無断転載・複製を禁じます
1709079 0 経済 2020/12/18 07:02:00 2020/12/18 07:53:11 2020/12/18 07:53:11 下着縫製の技術を活用し、口元にドーム型の空間を保つマスク(西宮市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201218-OYT1I50019-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)