忘年会・新年会「開催しない」企業の割合、全国で最も高い県は…
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東京商工リサーチは年末年始に忘年会や新年会を開催しないとした山梨県内企業の割合が98・6%に上り、全国で最も高かったと発表した。開催を見送る企業は前月の調査から12・9ポイント増えた。新型コロナウイルスの影響とみられ、同社甲府支店は「都留市のスナックで発生したクラスターなどを引き金に、自粛ムードが広がった」と分析している。
調査は1~9日にインターネットで実施。県内72社、全国9970社が回答した。
前年に忘年会や新年会を開催し、この年末年始も開催する県内企業は1社のみだった。また、前年開催したが今回は開催しないという企業は55社(76・3%)で、前年も今回も開催しない企業は16社(22・2%)だった。
忘年会と新年会を開かないとした企業は、全国平均で94・2%(前月比6・3ポイント増)だった。他の都道府県では、北海道と愛知県が96・9%、大阪府が96・0%と、感染が拡大している地域や大都市圏で高い割合となった。