TDRチケット変動価格制に、繁忙日最大500円値上げ…3月20日から
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オリエンタルランドは22日、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)と東京ディズニーシー(同)で、来年3月20日から入園料のチケットで変動価格制を導入すると発表した。土日や祝日などの繁忙日や時期は最大500円値上げし、混雑の平準化を図る。
「1デーパスポート」と呼ばれる1日券の価格(税込み)は、土日や祝日、春休み、ゴールデンウィークは、大人が現行よりも500円高い8700円になる。中学・高校生は400円高い7300円、4歳以上の幼児・小学生は300円高い5200円とする。このほか、入園時間が指定された2種類のパスポートも、大人、中学・高校生、幼児・小学生の各チケットで変動価格制の対象となる。
一方、ディズニーホテルに宿泊する客を対象に、通常より約1時間早い午前8時から東京ディズニーシーに入園できるチケットを新たに導入する。来年2月20日から3月末までの分をまず販売し、税込み3000円の追加料金が必要となる。
大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は2019年1月から、需要を予測して入場料を変動させる制度を導入している。