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年越し準備、密避け静か…持ち帰りのそば売り上げ1・5倍

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人が密集しないように配慮された食肉売り場(30日、東京都台東区の松坂屋上野店で)
人が密集しないように配慮された食肉売り場(30日、東京都台東区の松坂屋上野店で)

 年の瀬が迫った30日、東京都内各地で年越しの準備が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大により、例年より街の人出は少なめで、感染防止策をとりながら、正月用の食材や飾りなどの販売が行われていた。

 台東区の松坂屋上野店の食品売り場では、生鮮食品や総菜など正月食材を買い求める人が訪れていた。

 同店では、人が密集することを避けるため、催事スペースに特設のレジを置き、袋詰めする場所なども増やした。かまぼこや年越しそばなど正月食材のコーナーはあえて分散させ、量り売りをする精肉売り場ではガラスケースの前に人が密集しないよう、スタッフが1組ずつ案内していた。同店の担当者は「いかに安全安心な買い物を楽しんでもらうかを考えた売り場の配置にした」と語る。

 年越しそばや雑煮用の三つ葉などを買った大田区の会社員の女性(40)は「今年は実家に帰らず、ゆっくり過ごしたい」と話していた。

コロナ禍で人気が高まる持ち帰り用の年越しそば(30日、東京都千代田区で)
コロナ禍で人気が高まる持ち帰り用の年越しそば(30日、東京都千代田区で)

 千代田区のそば店「神田尾張屋」では、従業員が年越しそばの準備に追われていた。店主の田中秀樹さん(67)によると、外出自粛やテレワークの取り組みが進み、普段の客は激減した。特に帰宅前の短時間に食事とお酒を飲む「ちょい飲み」の客がめっきり減った。

 一方、旅行や帰省などを見合わせて自宅で過ごす人が増えたためか、持ち帰って自宅でゆでる年越しそばは、昨年の1・5倍にあたる1500食以上がすでに売れている。

 年越しそばの由来には、そばが他の麺類と比べて切れやすいことから、「今年1年の災厄を断ち切る」という意味や、そばが細く長いことから長寿を願ったものという説がある。田中さんは「とにかく感染拡大が止まってほしい。すがすがしく新年を迎えてもらえるよう、気持ちを込めて作りたい」と話した。

 日野市の高幡不動尊金剛寺の境内では、正月飾りを扱う露店1店が営業し、参拝客にしめ飾りやしめ縄を販売していた。

正月飾りを販売する露店(30日、東京都日野市の高幡不動尊金剛寺で)
正月飾りを販売する露店(30日、東京都日野市の高幡不動尊金剛寺で)

 店を開いたのは、この寺で代々50年以上、正月飾りを販売しているという八王子市の小売業、荒井幹夫さん(53)。「毎年買いに来るお客さんもいるので今年もやろう」と考え、25~30日に店を出すことにした。いつものようなにぎわいはないが、荒井さんは店頭で手作りした正月飾りを客に渡しながら「よいお年を」と笑顔で言葉をかけていた。

 近くに住む男性(78)は毎年、この露店で正月飾りを買っているといい、「コロナ退散と、家族が元気に1年を過ごせるように願いを込め、飾りたい」と話した。

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1740192 0 経済 2020/12/31 12:00:00 2020/12/31 12:23:17 2020/12/31 12:23:17 人が密集しないように配慮された食肉売り場(12月30日午前11時32分、台東区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201231-OYT1I50031-T.jpg?type=thumbnail

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