ANA、紙の時刻表を廃止…1月末までの店頭分が最後に
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全日本空輸(ANA)は、1954年から紙で発行してきた旅客機の時刻表を廃止する。インターネットの普及で需要が減り、空港や旅行会社の店頭に置かれている1月末までの時刻表が最後となる。今後の時刻表は空港などで表示するほか、パソコンやスマートフォンだけで見られるようにする。

ANAによると、廃止により、グループ全体が1年間に消費する紙全体の約1割を節約できるという。
ANAは今後、ネット上で見られる時刻表を充実させ、将来的には計14の言語に対応する。画面に映し出される地図上で出発地や目的地を選択すると、運航している路線を一覧できるようにするほか、飛行時間や乗り継ぎ回数も確認できるようにして利便性を高める。
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