ホンダ5車種、米・カナダ工場で減産へ…半導体不足が影響
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【ニューヨーク=小林泰明】ホンダは11日、米国とカナダの5工場で今週以降、主力セダン「アコード」など5車種の減産に踏み切ると明らかにした。車の制御に使う半導体が不足し、調達が難しくなっているためという。トヨタ自動車もテキサスの工場でピックアップトラックを減産する方針を明らかにしており、半導体不足の自動車生産への影響が広がっている。
ホンダの減産の対象になるのは米国のオハイオ、インディアナ、アラバマにある工場とカナダにある工場。減産の規模は不明という。米国では半導体不足による減産の動きがほかのメーカーにも広がっており、フォードが米国にある工場での生産を停止したほか、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)もカナダで減産に踏み切る方針を明らかにしている。
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