流出予想の香港・金融人材を受け入れ、英語対応の「サポートオフィス」開設
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金融庁と財務省は12日、海外の金融機関の登録や監督を英語で行う「拠点開設サポートオフィス」を東京・霞が関の庁舎内に開設した。国際金融都市としての地位を向上し、国家安全維持法施行で流出が予想される香港の金融関連人材の受け入れ拡大を目指す。
同オフィスでは、日本進出を希望する海外の資産運用会社などに対し、政府が行う登録の審査や監督、事前相談に英語で応じる。
当初は約10人体制で発足し、今後、オフィス移転を含めて体制の拡充を検討する。金融を担当する麻生財務相は12日の閣議後記者会見で「世界に開かれた金融センターの実現を目指したい」と述べた。
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