SBGがウーバー株売却2100億円…傘下ファンド通じ
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ソフトバンクグループ(SBG)が、傘下の投資ファンドを通じて保有する米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの株式の一部を売却したことが12日、わかった。売却額は約20億ドル(約2100億円)に上る。ウーバー株を売却するのは初めてとみられる。
SBG傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」(SVF)が米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で明らかになった。SVFは保有していたウーバー株の2割弱にあたる3800万株を1株あたり約53ドルで売却した。
SBGは2018年にウーバーに出資し、その後、保有株をSVFに移管していた。ウーバー株は昨年3月に一時、10ドル台まで落ち込み、20年3月期連結決算の巨額赤字の一因となったが、足元では急回復していた。
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