読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

コロナ直撃、中小企業の休廃業・解散5万件…「1年前には考えもしなかった」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年、企業が自ら事業をやめたり解散したりした件数が全国で5万件前後に達し、過去最多となる見通しになったことが東京商工リサーチのまとめでわかった。大半は中小企業で、地方経済の縮小も背景にある。2度目の緊急事態宣言により、休廃業などが加速する可能性もある。(石坂麻子、杉本和真)

「継がせられない」

昨年8月に旅館「松本屋」の営業を終えた松本典夫さん(右)と妻の啓子さん(昨年11月12日、浜松市で)
昨年8月に旅館「松本屋」の営業を終えた松本典夫さん(右)と妻の啓子さん(昨年11月12日、浜松市で)

 「1年前には廃業なんて考えもしなかった」。昨年8月に営業を終えた浜松市天竜区の老舗旅館「松本屋」の4代目主人、松本典夫さん(67)はそう明かす。

 創業は1877年(明治10年)。宝塚歌劇団の演出家が近くの出身だった縁で、多くのタカラジェンヌが訪れた。2000年代以降、地域の人口減などもあり、宴会需要が激減。「子どもに継がせられない」と考えるようになったが、営業は休まず続けてきた。

 だが昨年春、例年は最も忙しい春先に新型コロナの感染拡大が直撃した。宴会予約が次々と取り消され、売り上げは前年比で約9割減。頭を抱えていた6月、古民家好きの知人から購入の打診があり、「今しかない」と廃業を決めた。松本さんは「子どもに旅館を残せば負の遺産になっていたと思う。売却先が見つかって幸運だった」と話す。

 東京商工リサーチによると、昨年の企業の休廃業や解散は10月末までに4万3802件に上った。年間の件数では、00年の調査開始以降、最多だった18年の4万6724件を上回るのは確実で、5万件に迫る。

残り:1016文字/全文:1775文字
読者会員限定記事です
新規登録ですぐ読む(読売新聞ご購読の方)
無断転載・複製を禁じます
1767357 0 経済 2021/01/13 15:00:00 2021/01/13 15:47:39 2021/01/13 15:47:39 新型コロナウイルスの影響もあり、8月に閉館した旅館「松本屋」の前で、思い出を語る松本典夫さん(右)と啓子さん。静岡県浜松市で。2020年11月12日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210113-OYT1I50059-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

NEW
参考画像
お買い上げ金額から10%OFF
NEW
参考画像
1ドリンクサービス(お一人様1杯)
NEW
参考画像
1,000円以上お買上げの方に「とうきび茶」プレゼント
NEW
参考画像
「ふぞろいの牛タン・切り落とし」一品プレゼント!
NEW
参考画像
ファーストドリンク一杯無料

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)