「ムーンライトながら」終了…「青春18きっぷ」利用者に人気
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JR東海とJR東日本は22日、東京駅と大垣駅(岐阜県大垣市)を結ぶ臨時の夜行快速列車「ムーンライトながら」の運行を終了すると発表した。車両の老朽化に加え、深夜の高速バスや格安のビジネスホテルが普及し、利用が減少していた。
ムーンライトながらは、国鉄時代から「大垣夜行」として運行。1996年から岐阜県などを流れる長良川にちなんで、現在の名称になった。安価な移動手段として、JR全線の普通列車が乗り放題となる「青春18きっぷ」の利用者を中心に人気があった。
2009年からは臨時列車として、春休みや夏休み期間などに運行。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、昨年3月以降は運行していなかった。
また、JR東海は22日、3~6月の東海道新幹線の運行を1日平均368本にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受けた2月末までの1日平均309本から約2割増やす。大型連休期間中(4月28日~5月5日)は1日平均411本を運行する。