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構想30年以上、湘南に新駅誕生へ…新たな「街づくり」への期待も膨らむ

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 JR東海道線の大船―藤沢駅間の神奈川県藤沢市村岡地区に、「村岡新駅」(仮称)が誕生することになった。JR東日本は8日、県と藤沢市、鎌倉市と新駅設置に関する覚書を締結し、2032年頃の開業を目指すと発表。「昔から続く道、これからの未来につながる道、共に成長していける駅」を基本理念とした新駅のイメージ図も公開した。

「村岡新駅」(仮称)南側のイメージ(神奈川県提供)
「村岡新駅」(仮称)南側のイメージ(神奈川県提供)

 新駅構想は1986年に藤沢市議会が村岡地区自治会の請願を採択してから、30年以上にわたり検討が続いてきた。県と両市は2018年12月に協議会を設立し、19年1月には共同で同社に新駅設置を要望していた。覚書締結式に出席した同社の照井英之・横浜支社長は「街づくりの促進やにぎわいの創出につながるはず」と期待を込めた。

 駅舎には、線路をまたぐように鎌倉古道をイメージした自由通路を設け、新たな玄関口として人々を迎え入れるようなデザインになる見込みだ。

 新駅周辺には、両市にまたがる研究施設「湘南ヘルスイノベーションパーク」や神戸製鋼の事業所などがあり、藤沢市の鈴木恒夫市長は「先導的な、未来に向けた街づくりに取り組みたい」と、民間と連携して新たな研究開発拠点として整備したい考えだ。

 鎌倉市も、新駅から約300メートル離れた深沢地区(約31・1ヘクタール)を「鎌倉、大船に次ぐ第三の拠点」と位置付けて商業施設や都市型住宅の整備を計画。28年度には同地区に本庁舎の移転も検討しており、松尾崇市長は「新駅は新しい街のポテンシャル(潜在能力)向上に大いに資する」と歓迎した。

 県と両市は21年度にも同社と基本協定を締結し、22年度中に詳細設計に着手したい考えで、着工から8年での完成を目指している。

 鎌倉市の主婦(68)は「周辺が活気づくのはうれしい。さらに暮らしやすくなってくれれば」と新駅に期待し、通学で藤沢駅を利用している横浜市の高校1年の女子生徒は「大船も藤沢もホームが混んでいるので、混雑が緩和されるのは助かる」と話した。

 一方で、男性タクシー運転手(53)は「新駅よりも、藤沢駅前が元気になるような街づくりに力をいれてほしい」と話した。

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1830949 0 経済 2021/02/09 17:21:00 2021/02/09 18:09:41 2021/02/09 18:09:41 村岡新駅(仮称)南側のイメージ(県提供で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210209-OYT1I50031-T.jpg?type=thumbnail

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