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G20会合の会場「太閤園」、藤田観光が業績悪化で売却へ

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 ホテル椿山荘東京などを運営する藤田観光は12日、宴会施設「太閤たいこう園」(大阪市)の建物と土地を3月末までに売却すると発表した。6月末に営業を終了する。新型コロナウイルス感染拡大で業績が悪化したためで、この日発表した2020年12月期連結決算の最終利益は、過去最悪の224億円の赤字(前期は2億円の赤字)となった。

 太閤園は、関西財閥の一つ藤田財閥の旧邸宅で、敷地内には築100年を超える建物も残る。1959年に宴会場として開業し、2019年にはG20大阪サミットの閣僚会合の会場にもなった。約329億円の特別利益を計上する予定で、「グループ存続のため売却せざるを得なかった」(藤田観光)とし、運転資金などに使う。

 20年12月期の売上高は前期比61・4%減の266億円、本業のもうけを示す営業利益は206億円の赤字(前期は2億円の黒字)だった。自己資本比率は1・2%で、債務超過目前の水準まで低下した。15日まで希望退職を募集しているほか、新卒採用の見送りなどで21年12月期に約700人削減する計画にしている。

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1839117 0 経済 2021/02/12 23:47:00 2021/02/12 23:47:00 2021/02/12 23:47:00

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