読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

穀物が7年半ぶり高値、不作・燃料需要増で…食用油も来月値上げへ

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 トウモロコシや大豆といった穀物の国際価格がこの1年で急上昇している。品目によっては7年半ぶりの高値を記録し、食用油の値上げなど日本の食卓にも影響を及ぼす。北南米の不作で供給減が予想される一方、脱炭素に伴う代替燃料として需要が増加。世界的な金融緩和による投資マネーの流入も、高騰につながっている。

 国際価格の指標となる米シカゴ商品取引所のトウモロコシの先物相場は、今月8日に1ブッシェル(約25キロ・グラム)=5・6ドルと2013年7月以来の高値をつけた。20年4月に比べて8割超も高い水準だ。大豆も1月中旬に1ブッシェル(約27キロ・グラム)=14・4ドル、小麦も同6・8ドルと、ともに約6年ぶりの高値となった。

 トウモロコシの主要産地の米国や南米で高温や乾燥による減産、生育不安が生じていることが主な要因。中国で家畜伝染病が19年に収束し、多くの農家が豚の生産を増やし始め、飼料用としても需要が高まる。

 さらに米国バイデン政権が環境重視の政策を打ち出した影響もある。ここ数年、自動車用などのバイオ燃料の原料としてトウモロコシ需要が増えてきた。「脱ガソリン」が進めばこの動きが加速するとの見方から、先物市場で穀物を積極的に買う動きが広がっている。

 各国の中央銀行が新型コロナウイルス感染症に伴う景気悪化を防ぐため、大規模な金融緩和に踏み切り、市場でだぶついた資金が先物市場に流入している影響も大きい。

 穀物の高騰は、食用油など様々な食材の価格に波及し始めた。昭和産業は、3月納入分から「キャノーラ油」など6品目を1キロ・グラムあたり30円以上値上げする。日清オイリオグループやJ―オイルミルズも、4月以降に合わせて約40品目の出荷価格を引き上げる。小売価格にそのまま転嫁されれば、1割前後上昇する可能性がある。

残り:250文字/全文:1012文字
読者会員限定記事です
新規登録ですぐ読む(読売新聞ご購読の方)
無断転載・複製を禁じます
1859921 0 経済 2021/02/22 13:07:00 2021/02/22 15:26:01 2021/02/22 15:26:01 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210222-OYT1I50056-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)