NYダウ終値、15ドル高…金融緩和維持の方針表明に安心感
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
【ニューヨーク=小林泰明】23日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比15・66ドル高の3万1537・35ドルだった。値上がりは3営業日連続。
成長を見込んで買われていたIT関連株を中心に売られ、一時、下落幅は300ドルを超えた。米長期金利の上昇傾向を受け、リスクを取ってまで株に投資するのは得策でないと考える投資家が増え、割高な銘柄への売りが膨らんだ。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が23日、大規模な金融緩和を維持する方針を改めて示したことで、経済の先行きへの安心感が広がり、持ち直した。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は67・85ポイント安の1万3465・20だった。
無断転載・複製を禁じます