NYダウ終値464ドル高、2週間ぶり最高値更新…景気回復見込み買い膨らむ
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【ニューヨーク=小林泰明】10日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比464・28ドル高の3万2297・02ドルとなり、2週間ぶりに最高値を更新した。終値で3万2000ドル台をつけるのは初めて。
米議会下院が10日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加経済対策法案を可決し、12日に成立する見通しとなったことで、現金給付などによる景気回復を見込んだ買い注文が膨らんだ。
消費が活発になるとの思惑から、小売り大手ウォルマート株や外食大手マクドナルド株が2%を超える値上がりとなった。航空機需要が持ち直すとの期待から、航空機大手ボーイング株は6%超上昇した。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は、4・99ポイント安の1万3068・83だった。
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