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【ニューヨーク=小林泰明】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比293・05ドル高の3万2778・64ドルとなり、3日連続で最高値を更新した。値上がりは6営業日連続となる。
米国のバイデン大統領が11日の演説で、5月1日までに新型コロナウイルスワクチンの接種対象を全ての成人に拡大する方針を示し、ワクチンの普及で経済活動が正常化するとの期待が高まった。航空機の需要が回復するとの思惑から、航空機大手ボーイングが7%近く上昇した。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は78・81ポイント安の1万3319・86だった。